剣山スーパー林道情報

DVC00072.JPG今朝の徳島新聞より

那賀町は、七月の台風4号で被災し、全長の半分の約四十キロが通行止めとなっている剣山スーパー林道(八七・七キロ)の完全復旧が、来年秋以降になるとの見通しを示した。被害が甚大で、工事に月日がかかるのが理由。秋の紅葉観光ばかりか、全国から大勢の愛好家が訪れる来年春から夏にかけてのバイクのツーリングシーズンにも間に合わず、客足に影響が出そうだ。

 那賀町によると、台風4号による大雨で、林道六カ所の山腹崩壊や道路崩落を確認。林道と町道槍戸線の合流地点から、国道193号の土須峠までの約四十キロを通行止めにしている。同町木頭北川の林道終点から山の家「奥槍戸」付近までの約二十二キロは、路肩崩落などはあるが通行可能。

 被害の規模が大きく、工事費用などを算出する国の災害査定を受ける必要がある。査定は十月上旬の予定で、復旧工事にかかるのは十一月以降になりそう。十二月になると路面凍結で工事を中断せざるを得ず、来春再開しても林道が完全復旧するのは秋ごろになる見込みだ。

 町は、紅葉が見ごろになる十月中旬に林道内のレストハウス「ファガスの森」などでもみじまつりを開催している。今年は、会場を林道近くの四季美谷温泉に変更する予定。

 林道は「全国一長いスーパー林道」としてバイク愛好家の人気を集めていることもあり、町は「少しでも早く全線の通行が再開できるよう全力を挙げたい」としている。

【写真説明】台風の影響で、約20メートルにわたり路面が陥没した剣山スーパー林道那賀町沢谷」



ってことで当分の間は剣山スーパー林道の主要部分は走れないんですね・・・怜